28日午後、ホンダは稼働休止中の熊本製作所(大津町)の見通しを発表した。8月中旬を目標に製作所の建屋と設備の完全復旧を目指す。連休明け6日からの稼働は、生産の一部にとどまる。
「設備のすべてを確認できていないため、生産ラインを完全に稼働するまでには時間がかかる。段階的に生産を再開する」(広報部)
この調整で、同社の二輪車、発電機や耕運機などの汎用機器に影響が出るほか、同社が生産委託する軽自動車『アクティ・バン』『アクティ・トラック』などのアクティシリーズについても、請負先の八千代工業(埼玉県狭山市)が生産を縮小して対応している。通常生産に戻るまでに「半年程度」を見込んでいる。
スポーツ車タイプの『S660』の生産も八千代工業が請け負っているが、熊本製作所に関連する生産がないため影響はない。

 
    

 
           
          
 
           
           
           
           
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