日立オートモティブシステムズの中国地域統括会社である日立汽車系統は、4月27日から5月4日まで開催される「北京モーターショー」に出展する。
同社は「Moving Forward! 人・クルマ・社会がつながる未来へ」をテーマに、自動運転やコネクテッドカーなどの次世代ビークルの進化に貢献する日立グループの先進技術を4コーナーに分けて紹介する。
先進運転支援システム(ADAS)コーナーでは、全方位センシング機能をはじめ、標識・信号認識機能、後側方衝突防止機能、歩行者行動予測制御機能や高精度な地図情報にさまざまなリアルタイム情報を重ねる機能などについて、映像を交えて紹介する。
シナジーソリューションコーナーでは、低炭素社会に向けた日立グループのシナジーを生かした技術を紹介。内燃機関を高効率化するエンジンコントロールユニットをはじめとする「高効率エンジンシステム」に加え、クルマの電動化を支える基幹部品であるモーター、インバーター、リチウムイオン電池といった「電動化システム」など、幅広い製品群を展示する。
モータースポーツコーナーでは、日立グループが2012年より協賛している米国インディカーのチーム・ペンスキーや、全日本選手権スーパーフォーミュラの迫力あるレース映像を、モニターで放映する。
モーションライドシアターでは、4名が搭乗できるドライビングシミュレーターを設置。インディカーレースやスーパーフォーミュラのドライビングと日立オートモティブシステムズが取り組む先進運転支援システムを、大型スクリーン映像で疑似的に体感できる。