そして最後の10分ほどは予選さながらのタイム更新合戦が展開された。ここで存在感を発揮したのは「やはり」という強い面々、アンドレ・ロッテラー(#36 VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)、そして小林可夢偉(#8 SUNOCO Team LeMans/トヨタ)らが1分13秒台後半で上位を争う。しかし、それに断を下す格好で唯一の1分13秒台前半(1分13秒368)をマークしたのが、中嶋一貴(#37 VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)だった。