【アウディ R8 新型】先代比15%の軽量化、フレームはわずか200kg

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アウディ R8
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2代目に進化したアウディ『R8』はV型10気筒エンジンをミッドシップに搭載。ギアボックスは新開発の7速Sトロニックが採用された。

V10エンジン後方に搭載される7速Sトロニックは、「電子制御により瞬時にてギアシフトを行う、デュアルクラッチトランスミッションを採用した」とは、クワトロGmbHプロジェクトマネージャーMSSのアルウィン・ワトキンス氏の弁。

実際にはドライバーがステアリングホイールの裏側に取り付けられたシフトパドル、あるいはセンターコンソール上のシフトレバーを操作してギアチェンジを行う。なお、D、Sレンジを選択すると、ギアチェンジをオートマチックで行うことも可能だ

また、新開発のクワトロシステムにより、走行状況に応じてトルクを自在に配分。前後のトルク配分はそれぞれ最大100%まで対応する。

「R8 V10プラス」の重量は1454kg。ワトキンス氏はこの数値について、「軽量ボディ構造、アウディスペースフレームにより実現できた」と話す。このフレームはアルミとCFRP(炭素繊維複合材料)により、「重量はわずか200kgだ」と述べる。このフレームは、79%がアルミで、13%は炭素繊維の割合で出来ている。ワトキンス氏は、「アウディのモットー、適材適量適所に乗っ取り設計されている」という。

また、R8 V10プラスのサイドブレードやディフューザーも炭素繊維で出来ており、軽量なフレームを補完。これにより、「先代より15%軽量化。そして、40%の剛性向上を実現した」とコメントした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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