オートアフターマーケット活性化連合(AAAL)は今回で8回目を迎える「4月28日は洗車の日」のユーザーへの認知を高めるため、製販一体となって啓発活動に取り組む方針を明らかにした。
AAALの構成団体のひとつ日本オートケミカル工業会の渕田昌嗣理事(武蔵ホルト社長)は3月25日都内で会見し「ユーザーが洗車することによって、洗車用品からアクセサリー、シートカバー、アルミホイール、メンテナンス用品などの需要を喚起するきっかけをつくりたい」とした上で、「メーカー、小売とも一体となって『4月28日は洗車の日』を広めることを基本方針に取り組んでいきたい」と述べた。
その具体策としては「各団体の加盟企業に対し、名刺や商品への洗車の日のロゴ添付を始め、ホームページへの「洗車の日バナー」設置、店頭イベントやプレゼントキャンペーン企画などを要請した」ほか、「洗車の日の啓発イベントとしては初めてホームセンターを会場に実施する」ことも明らかにした。
AAALの住野公一代表(オートバックスセブン相談役)は会見で「8回目を迎えて業界の中では洗車の日が浸透してきたが、ドライバーにはほとんど認知されていないと思っている。こうした運動は時間がかかるが、意義は非常に大きいものがある。息の長い活動として続けていきたい」と語った。
AAALは自動車用品市場活性化に向けた協議の場として2006年4月に設立され、現在、自動車用品、部品関連製造業および小売業などの7団体で構成されている。