GT300クラス(参加24台)では、午前に1分36秒194をマークした#7 Studie BMW M6(J.ミューラー&荒聖治/ヨコハマ=YH)がこの日の最速。前日に午前、午後ともトップだった#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹&J.マーデンボロー/YH)がこの日の午後も3回目のセッショントップタイムとなる1分36秒611を記録したが、2日目の午前午後総合では2番手だった。
2日目の総合3位タイムは#65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹&蒲生尚弥/YH)。ここまではFIA-GT3規定マシンだが、4位にはいわゆるJAF-GT規定車の#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人&山内英輝/ダンロップ=DL)がつけており、さらに5、7、9位と、マザーシャシー使用車を含めたJAF-GT勢がシングル順位に入ってきている。テストなので状況未知な部分は多々あるが、実戦でも両規定のマシンが上位に入り乱れるような混戦を期待していいのではないだろうか。GT500同様、GT300も大いに楽しみなシーズンとなる。
2週間後にはついに開幕を迎えることとなる「2016 AUTOBACS SUPER GTシリーズ」。岡山国際サーキットでのシーズンオープニングレースは4月9日が予選、そして翌10日が決勝という日程での開催だ。そして続く第2戦は富士が舞台となり、ゴールデンウイーク中の5月3~4日に開催される。
《遠藤俊幸》