韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16で『アイオニック ハイブリッド』を初公開した。
『アイオニック』(IONIQ)は、ヒュンダイの新型環境対応車。アイオニックには、3種類の電動パワートレインが設定され、今回のハイブリッドの他に、プラグインハイブリッド(PHV)とエレクトリック(EV)がある。
エンジンは新開発のハイブリッド専用「GDI」。この新開発エンジンは、ヒュンダイの「カッパ」シリーズの最新作。排気量は1.6リットルの直列4気筒ガソリン直噴エンジン。最大出力105ps/5700rpm、最大トルク15kgm/4000rpmを引き出す。
モーターは、最大出力44ps。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、141psのパワーと27kgmのトルクを獲得する。トランスミッションは新開発の6速デュアルクラッチ。二次電池はリチウムイオンポリマーバッテリーで、EVモードでは最高速120km/hの性能を持つ。