【WRC 第3戦】フォルクスワーゲン、2年越しの12連勝でWRCタイ記録

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WRC 第3戦 ラリー・メキシコ
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2016年世界ラリー選手権(WRC)第3戦「ラリー・メキシコ」が3月3日から6日に開催され、ヤリ-マティ・ラトバラ選手が優勝。フォルクスワーゲンは2年越しの連勝記録を12に伸ばし、WRCタイ記録に並んだ。

ラリー・メキシコは、グラベル(非舗装路)ラリー6連戦の初戦。気温が30度近くまで上がるだけでなく、最高到達点が海抜2746mに達し、さらに最長スペシャルステージ(SS:競技区間)は80kmに及ぶなど、過酷な条件が重なる。VWは2015年「ラリー・ポルトガル」から前戦「ラリー・スウェーデン」まで11連勝を続けており、今大会には、自らが持つWRC最長連勝記録に並ぶ12連勝がかかっている。

ラリー・メキシコは3月3日、夕方のセレモニアルスタートで開幕。その後、3SSが開催され、まずセバスチャン・オジェ選手(VW)が首位に立った。翌4日、本格的な戦いが始まると、最高到達点まで駆け上げる名物SS「エル・チョコレート」をはじめ、ラトバラ選手が5か所でベストを記録し、オジェ選手を逆転。オジェ選手は、グリップ重視のタイヤ戦略がやや裏目に出たものの、2位をキープした。

明けて5日、ラトバラ選手は、この日も好調を維持し、全6SSすべてでベストを叩き出し、オジェ選手との差を1分35秒に拡大。最終日の6日は、長尺SS「グアナフアト」が待ち構えていたが、ラトバラ、オジェ両選手は危なげなく走行、1-2フィニッシュで連勝タイ記録に華を添えた。

新記録がかかる第4戦「ラリー・アルゼンチン」は、4月21日から24日に、湖畔のリゾート「ヴィラ・カルロス・パス」を中心に開催される。

《纐纈敏也@DAYS》

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