【スズキ アルトワークス 復活】サスペンションも専用チューニング

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スズキから発売された『アルトワークス』は、エンジンのトルクアップなどとともに、サスペンションも専用のチューニングが施されている。

具体的に「ターボRS」から変更した部分は、新作のアルミホイール、フロントとリアのショックアブソーバーの減衰力を変更。パワーステアリングの制御の変更などだ。

アルミホイールはデザイン変更だけではなく、ホイールのリム幅をターボRSの 4.5インチから 5インチへと広げた。スズキ広報部の神原圭吾氏によると、「これにより、タイヤの横剛性が上がり、コーナリング時にハンドルを切った際の車両の応答性が向上した」と説明。

また、前後のショックアブソーバーの減衰力をワークス専用にチューニング。特にフロントはピストンスピードの低速域でターボRSに比べて約2倍の減衰力とし、「タイヤの接地感を上げつつ、応答性や操安性を向上させた」。一方、ピストンスピードの高速域ではターボRSと同等レベルとし、「乗り心地の確保を図っている」という。

パワーステアリングについて神原氏は、「サスペンション変更やホイールリム幅変更などに伴い、ステアリング中立付近の手ごたえを高くすることでダイレクト感の高い操舵フィールを狙っている」と話す。

ボディカラーはターボRSの白、赤、黒に加えワークス専用のスチールシルバーを新設定。エクステリアでの変更は、「ヘッドランプを部分スモークメッキとし、シャープな印象とした」(神原氏)。また、フロントバンパーに設定したカーボン調の開口ガーニッシュ、ボディサイドデカールなどにワークスのロゴをあしらっている。そして足元には、黒色のホイールや、赤色のブレーキキャリパーなど様々な専用パーツが装備され、「走りへの期待を高めている」と述べる。

インテリアは「黒を基調とした上質な雰囲気を演出している」とし、ペダルはステンレス化。エアコンルーバーにはサテンメッキ、ステアリングやシフトブーツには赤色のステッチが配された。シートも、スウェード調表皮にシルバーのアクセント、コーナー部分には赤のダブルステッチを用いている。また頭部にはレカロのロゴを入れることで、「存在感があり、硬派な走りを予感させるデザインとしている」とコメントした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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