ドイツの自動車大手、ダイムラーは2月16日、ディーター・ツェッチェ取締役会会長の任期を、さらに3年延長し、2019年末までにすると発表した。
ディーター・ツェッチェ会長は1998年12月、ダイムラーの取締役に就任。2006年1月、取締役会の会長に昇格した。当初の同会長の任期は、2013年12月末まで。2013年2月、最初の任期延長が発表され、ディーター・ツェッチェ会長は2016年12月末まで、会長職を遂行することになっていた。
今回、ダイムラーは、ディーター・ツェッチェ会長の任期を、さらに3年延長すると発表。これにより、同会長は2019年末まで、ダイムラーのトップを務めることになる。
なおディーター・ツェッチェ会長は、引き続き、メルセデスベンツ乗用車部門のトップも兼任。メルセデスベンツおよびダイムラーのさらなる成長に向けて、今後も指揮を執り続ける。
ダイムラーのマンフレート・ビショフ監査役会会長は、「ダイムラーは、いまだかつてない成功を収めている。これはディーター・ツェッチェ会長の戦略が、正しいことの証」と述べている。