ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー16でワールドプレミアする『718スパイダー』。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
718スパイダーは、ポルシェのミッドシップオープン、『ボクスター』の大幅改良モデル。大幅改良を機に、車名を718ボクスターに一新した。車名の「718」とは、著名な自動車レースで多くのサクセスストーリーを生んだ1957年に活躍した画期的なスポーツカー、『718』に由来。伝説のポルシェ『550スパイダー』の後継車として登場した718は、数々のレースで栄冠を手にしている。
718ボクスターには、新開発の水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載。従来の水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンから、4気筒にダウンサイズ。ターボで過給して、パワーと環境性能を両立させた。
ベースグレードの「718ボクスター」には、2.0リットル水平対向4気筒ガソリンターボを搭載。最大出力300hpを獲得する。高性能な「718ボクスターS」は、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボを積む。最大出力は350hpを引き出す。
今回、ポルシェは718スパイダーの映像を、公式サイトを通じて配信。名車718の血統を受け継ぐスポーツカーであることを伝えている。