日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは1月11日、2015年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高の21万5250台。前年比は16%増と伸びた。
市場別では、最大市場の米国が13万3500台と牽引。前年比は14%増と、2桁の伸び率を達成した。米国に次いだのは、中国。4万0200台を売り上げ、前年比は34%の大幅増を保つ。
また、西欧では過去最高の約7000台を販売し、前年比は45%増。中東では前年比18%増の約8300台、メキシコは23%増の約1800台を売り上げた。カナダは、記録を更新し、10%増の1万1300台。
車種別では、主力セダンの『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)が、前年比44%増の7万8800台を販売し、最量販モデルに君臨。中型SUVの『QX60』が5万4800台、最上級SUVの『QX80』も1万9300台と、支持を集めた。
インフィニティのローランド・クルーガー社長兼CEOは、「2015年は記録的な1年。素晴らしい販売結果は、強固な商品ラインナップ、優れた顧客サービスとディーラーネットワークのおかげ」とコメントしている。