ZF TRWは、米国ラスベガスで開催中の「CES 2016」で、スイスのリンスピード社が公開した新型コンセプトカー「エトス」に自動運転機能と安全機能を提供している。
エトスは、ハンズオン・オフ検出機能付きのリトラクタブル(格納式)ステアリングホイールを装備する。ドライバーはハンドル上部のドライバーモードマネージャー(DMM)ディスプレイで、運転を行うか、自動運転にするかを指定可能。「Push to Drive」を選択すると手動運転を意味する「M」が点灯し、ハンドルから手を放すと自動運転を意味する「A」が点灯。自動運転時にはステアリングホイールを折りたたみ、広い空間を作り出し、運転以外のことを行ったり、リラックスした態勢で休むことができる。
また、前席用エアバッグをルーフ部分に納めたルーフエアバッグも装備。ルーフエアバッグは乗員前方のフロントガラスに沿って開き、前部座席に座る乗員の拘束、保護をサポート。従来のフロントエアバッグと同等の乗員保護性能を実現しながら、インテリアデザインの柔軟性を高めることにも寄与する。

 
    


 
           
           
          
 
           
           
           
           
           
           
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