BMWは、米国ラスベガスで開幕したCES16で、未来のユーザーインターフェースを提示するコンセプトカー「BMW iビジョン・フューチャー・インタラクション」を世界初公開した。
「ビジョン」コンセプトカーは、「i8 コンセプト・スパイダー」をベースに、21インチの高精細パノラマディスプレイやジェスチャーコントロール機能、タッチスクリーン式ディスプレイ、ボイスコントロールを装備。ドライバーへの情報は、ヘッドアップディスプレイやメーターパネルの3Dディスプレイ、パノラマディスプレイに表示する。
パノラマディスプレイは、世界初公開となる「エアタッチ」に対応。手の動きや距離感をセンサーで認識することで、大きな画面に実際に触れることなく、タッチスクリーンのように操作することが可能となっている。
また、操作エレメント数を最小限に削減。ステアリングホイール左側に配置された「ドライブモード セレクタースイッチ」によって、自分で運転する「ピュア・ドライブ」、アシスタントシステムが積極的に介入する「アシスト」、高度に自動化された「オート・モード」、3つの走行モードを選択できる。