ポルシェジャパンは12月24日、『911カレラ』などのブレーキペダルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ボクスター』『ケイマン』『ボクスターS』『ケイマンS』『911カレラS』『911カレラ4S』『911 50』『911カレラ』『911カレラ4』『911ターボ』『911ターボS』『911GT3』の12車種で、2011年12月26日から2014年1月15日に輸入された計3726台。
ブレーキペダルベアリングシャフトの外径がブレーキペダルシャフトベアリングの内径に対し、わずかに大きいものがあるため、ブレーキペダルの動きが悪くなることがある。そのため、ブレーキペダルを踏み込み、離した際、ブレーキペダルが戻らなくなり、ブレーキが引きずるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキペダルシャフトベアリングを対策品に交換するとともに、ブレーキペダルベアリングシャフトを新品に交換する。
不具合は471件発生。事故は起きていない。国土交通省からの指摘および本国からの情報により発見した。