欧州でのCO2(二酸化炭素)の不正対象車が、当初の80万台よりも大幅に少ない3万6000台になる見通しを発表したフォルクスワーゲングループ。その具体的な車種名が公表された。
これは12月9日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。「CO2の不正対象車およそ3万6000台は、フォルクスワーゲン乗用車ブランドの2016年モデルでは9車種になる」と発表している。
この9車種は、『ポロ』、『シロッコ』、『ジェッタ』(ガソリン)、ジェッタ(ディーゼル)、『ゴルフ カブリオレ』、『ゴルフ』、『パサート オールトラック』、『パサート ヴァリアント』(ガソリン)、パサート ヴァリアント(ディーゼル)。
このうち、ガソリン車は、ポロ、ジェッタ、パサート オールトラック、パサート ヴァリアントの4車種となる。
ポロは「1.0TSI」ブルーモーション(最大出力95ps)の7速DSG、ジェッタは「1.2TSI」ブルーモーションテクノロジー(最大出力105ps)の6速MT、パサート オールトラックは「2.0TSI」4モーション・ブルーモーションテクノロジー(最大出力220ps)の7速DSG、パサート ヴァリアントは「1.4TSI」ACTブルーモーションテクノロジー(最大出力150ps)の6速MTと、公表されている。