トヨタ自動車の中国法人は12月2日、11月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は10万4800台。前年同月比は13.5%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
トヨタの11月実績の前年同月比は13.5%増と、10月の1.2%減から回復し、2桁の伸び率。これは、2014年夏にモデルチェンジした主力セダン、『カローラ』の販売が好調だったため。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。
トヨタの2014年の中国新車販売台数は、初の100万台超えとなる103万2400台。前年比は12.5%増と、2桁増を達成した。2015年1‐11月は、前年同期比10.3%増の100万0400台。2年連続で100万台の大台に届いた。
トヨタは、2015年の中国における新車販売目標を、前年比6.5%増の110万台以上に設定している。