ハーレーダビッドソンは11月4日から7日の期間、インドネシア・バリ島のリゾートホテルにて「H.O.G. Convention」を開催した。
H.O.G.(ハーレーダビッドソン・オーナーズ・グループ)とは、ハーレーダビッドソン公認の会員組織で、1983年にアメリカで、日本では1995年に設立。会員数は現在、世界140か国に100万人を数え、日本にも約3万5000人を有する。
アジア・パシフィックでは、今回が初開催となるH.O.G. Convention には、地元インドネシアをはじめ、日本や中国、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インド、中国など多数の国のH.O.G.メンバーが参加。
2日間にわたっておこなわれた中心的なプログラムは、H.O.G.チャプター向けトレーニング「H.E.A.T.(H.O.G. Enthusiast Adventure Training)だ。
これは、チャプターとディーラーの関係、クリエイティブなイベント企画、安全運転についてなど11項目にも及ぶトレーニングセッション。
チャプターとは、H.O.G.を構成する活動の軸となる組織で、世界では約1400のチャプターが、日本では全国のHDJ正規販売網が運営する145チャプターが活動している。
米国本社から参加したH-Dミュージアム担当副社長のビル・ダビッドソンはこう言う。
「今回のH.O.G. Convention、そしてH.E.A.T.の輪は世界中に広がっていきます。なぜなら、H.E.A.T.セッションで得た知識や経験を、チャプターメンバーは必ず必要とし、分かち合いたいと思うはずだから。今回参加した全てのH.O.G.メンバーやインストラクターたちの貢献、情熱、想像力、リーダーシップに感謝します。そして、世界で最高のモーターサイクル、ハーレーダビッドソンに乗り、世界で最高のライダーズクラブ、ハーレーダビッドソン・オーナーズ・グループを組織してくれてありがとう」