11月17日(北米時間)、コネクテッドカーエキスポがロサンゼルスモーターショー会場であるコンベンションセンター横にあるJWマリオット・ホテルで開幕した。自動車とIT産業関係者を対象とした同エキスポは、自動運転やカーシェアリングサービスなど、これからのクルマ社会に重点を置いた展示会だ。
開会式ではロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティ氏が登壇。会場まで自動運転でやってきたというガルセッティ市長は、ロサンゼルスを「アメリカ公共交通機関のホーム」と表現。これからも新しいことに挑戦する企業には進んで協力していくと述べ、ロサンゼルスを引き続き新サービスの発信地としていくことを誓った。
コネクテッドカーエキスポはカンファレンス会場と展示会場に分かれており、カンファレンス会場ではほぼ休みなく様々な発表が行われていた。展示会場ではベンチャー企業のブースが数多く並ぶ中、ボルボやシボレーなどの自動車ブランドも自動運転など最新技術を出展。自動車やIT産業関係者たちは、今まで見たこともない技術の説明を熱心に聞き、情報交換する姿が多く見られた。
コネクテッドカーエキスポは、ロサンゼルスモーターショー15のプレスデー期間(17~19日)に開催される。一般客の入場は不可。ここで発表された製品がより洗練され、数年後にはごく一般的なものとなっているかもしれない。