2014年のロサンゼルスモーターショーで公開され、話題となったアウディの次世代サルーン『プロローグ』。デザイナーのマーク・リヒテ氏は、プロローグのデザインは次世代『A6』『A7』『A8』に影響を与えると言い、特に次期A7はアウディにとって、かつてない大刷新となると言われている。今回はそのA7次期モデルのプロトタイプ第一号を捕捉した。まだダミーのヘッドライトを入れたミュールボディではあるが、既にプロジェクトがスタートしている事は間違いない。ここ数年、アウディは良くも悪くも、モデルデザインの統一性が強く、新たなデザインアイデンティティを模索しているとも言われている。その第一弾となるのがこの次期A7で、過去にない斬新なエクステリアとも噂されている。パワーユニットは2リットル直列4気筒直噴ターボ「e-ブースト」他を搭載、「デジタル・インストゥルメントパネル」や次世代「MMI」ナビゲーションシステムなどハイテク面の充実も図るだろう。世界公開は2017年秋頃と予想される。