BMWは東京モーターショー15において、『M4 GTS』を世界初公開した。同車は『4シリーズ クーペ』の高性能モデル、『M4クーペ』をベースに、さらなるパフォーマンスを追求したモデル。サーキット走行でも性能を発揮するよう、チューニングが施されている。ボディは徹底した軽量化をはかり、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)をボンネットに使用するなどして、車両重量を1510kgに抑えた。エアロダイナミクス性能も強化。専用の大型リアウィングとフロントリップスポイラーは、カーボンファイバー製で角度調整が可能。フロントバンパーの開口部は広げられ、空気の流れを最適化し、フロントアクスルのリフトを抑える。タイヤはフロント265/35R19、リア285/30R20サイズのミシュラン「スポーツカップ2」。アルミホイールやリップスポイラーには、オレンジのアクセントが添えられた。サスペンションは専用設計され、サーキットなどの特性に合わせて、3段階に調整できる。ブレーキは、カーボンセラミックとなる。直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンには、エンジン燃焼室の温度が上がった時、水を噴射して吸気温度を下げる「ウォーター・インジェクション」を採用。最大出力500hp、最大トルク61.2kgmを誇る。0-100km/h加速3.8秒、最高速305km/h(リミッター作動)の性能を実現。ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは7分28秒を記録した。世界限定で700台が発売される。
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