三菱自動車工業の相川哲郎社長は10月27日の決算発表会見で、経営資源の集中を図っているSUV分野について「2017年度中に新小型車を投入する」と表明した。
小型クラスのSUVでは『RVR』があるが、これよりも少し大きめのモデルを新開発する。三菱はSUVと共に、電動化技術も重視していく方針。相川社長はこの新型車についても「電動車両を設定する。現時点ではPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)をメインに考えている」と述べた。
PHEVとしては、国内外で好評を得ている『アウトランダーPHEV』に次ぐ設定となる見込み。相川社長は新型車の生産拠点は「日本がベースになる」との方針も示した。