ホンダは、10月28日から東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」の主催者テーマ事業「SMART MOBILITY CITY 2015」に、新型燃料電池自動車をはじめとしたエネルギーマネジメント技術を出展する。
今回のブーステーマは、「つくる・つかう・つながる技術で実現する、安心で快適な暮らし」。高圧水電解システムを採用したスマート水素ステーション(SHS)でエネルギーを「つくる」、新型「FCV(仮称)」でエネルギーを「つかう」、FCVや電気自動車(EV)の電力を外部給電器「パワーExポーター 9000」でコミュニティや家庭・施設に供給して「つながる」といった、ホンダならではのスマートコミュニティのかたちを紹介する。
また、V2H対応DC普通充電器「ホンダ パワー マネージャー」を用いたFCVからの給電や、再生可能エネルギーキャリアの形態のひとつである着脱可能なモバイルバッテリーパックの活用を提案するとともに、そのバッテリーパックを電源とする超小型EVのコンセプトモデルを参考出品する。
11月4日には、「スマートモビリティが変える未来のくらし」と題したシンポジウムを開催。2013年11月よりホンダが熊本県、さいたま市、宮古島市の各自治体と共同で進めてきた小型モビリティ「MC-β」を使った社会実験で得られた知見や課題をもとに、未来のまちづくりの方向性を提案する。