三菱自動車のスポーツモデル、『ランサー エボリューション』。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を実施する
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから、ランサー エボリューションに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、パーキングブレーキの不具合が原因。NHTSAによると、ランサー エボリューションのパーキングブレーキのケーブルが燃料タンクに干渉する可能性があり、燃料タンクが破損した場合、ガソリンが漏れ出して、火災のリスクが高まるという。
リコールの対象となるのは、2014-2015年モデルのランサー エボリューションの一部。2014年7月末から、2014年9月上旬にかけて生産され、米国で販売された1497台が該当する。
三菱モータースノースアメリカでは、対象車の顧客に連絡。販売店で車両の点検を行い、パーキングブレーキケーブルと燃料タンクを交換するリコール作業を行うとしている。