JR西日本、岡山・福山エリアに路線番号など設定…吉備線は「桃太郎」に

鉄道 企業動向

岡山・福山エリアの各線に設定される路線番号とラインカラー。多数の在来線が乗り入れる岡山駅での案内を強化する。
  • 岡山・福山エリアの各線に設定される路線番号とラインカラー。多数の在来線が乗り入れる岡山駅での案内を強化する。
JR西日本岡山支社はこのほど、岡山駅の出入口と同駅を起点とする吉備線・宇野線の愛称が決まったと発表した。2016年春から愛称の使用を開始する。同時に岡山・福山エリアの主な路線に路線番号とラインカラーを設定する。

岡山駅は東口に「後楽園口」、西口に「運動公園口」という愛称が付けられる。後楽園口は駅の東側エリアにある文化財庭園「岡山後楽園」、運動公園口は西側エリアの主要施設である岡山県総合グラウンドの通称にちなんだ。

岡山~総社間26.6kmを結ぶ吉備線は、沿線に「桃太郎伝説のモデルとされる吉備津彦命にまつわる多くの伝説や史跡」が残されていることにちなみ、愛称を「桃太郎線」にした。岡山~宇野間32.8kmを結ぶ宇野線は、瀬戸内海の島々にアクセスする船が発着する宇野港へ向かう路線として、「宇野みなと線」の愛称が付けられる。

路線番号はアルファベット1文字で表現し、ラインカラーは各区間沿線の景色などにちなんで設定。津山線が「T(山吹色)」、桃太郎線が「U(桃色)」、伯備線の岡山~新見間が「V(緑色)」、福塩線の福山~府中間が「Z(紫色)」、宇野みなと線が「L(水色)」、瀬戸大橋線の岡山~児島間が「M(青色)」、赤穂線の岡山~寒河間が「N(赤色)」になる。

また、山陽本線は三つの区間に分けられ、岡山~三石間が「S(黄緑色)」、岡山~福山間が「W(だいだい色)」、福山~糸崎間が「X(空色)」になる。運行系統ごとの設定となるため、岡山~東岡山間や岡山~茶屋町間など、一部の区間は路線番号とラインカラーが重複する。

岡山支社によると、岡山駅は新幹線のほか多くの在来線が乗り入れており、路線をまたがる直通列車も多い。同じホームから異なる行き先の列車が発車する場合もあることから、乗り場や路線をスムーズに確認できるよう、路線番号とラインカラーを設定することにしたという。
《草町義和》

編集部おすすめのニュース

特集