マツダの中国現地法人は9月2日、8月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万5983台。前年同月比は1.2%増と、7か月連続で前年実績を上回った。
8月実績では、『アテンザ』と『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIVテクノロジー搭載3車が、引き続き販売を牽引。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。1-8月実績は、一汽マツダが前年同期比21.5%減の5万5240台。一方、長安マツダは54.9%増の9万3242台。合弁2社では、長安マツダの好調ぶりが際立つ。
マツダの2014年の中国新車販売は、21万1013台。前年比は13%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。2015年1‐8月は、前年同期比13.7%増の14万8482台と、過去最高を達成した。
マツダチャイナの渡辺宣彦 CEOは、「厳しい市場環境が続く中、7か月連続の前年超えに満足している。9 月以降は市場の販売環境がさらに厳しくなると想定されるが、SKYACTIV 技術搭載の3車を中心に販売の勢いを保ち、年間販売目標の22万台を達成したい」と述べている。