SFでの自己最高3番グリッドからのスタート、可夢偉(#8 KYGNUS SUNOCO Team LeMans/トヨタ)は雨上がりで奇数列が優位だったところも活かして良いダッシュを見せ、ポール発進の石浦宏明(#38 P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)の背後に迫る。1~2コーナーでアウト側から並んできた中嶋一貴(#1 PETRONAS TEAM TOM’S/トヨタ)に先行されて3位に戻るが、後方のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#19 LENOVO TEAM IMPUL/トヨタ)に対してはポジションを守ってレースを進めていった。
ずっと10位の伊沢拓也(#11 REAL RACING/ホンダ)を追いかけていた可夢偉だが、最終盤にはその前、9位のナレイン・カーティケヤン(#41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)との間隔も詰まり、そこに伊沢が仕掛けて、さらに可夢偉も並んでいったところで、結果的に可夢偉が弾き出されてしまった状況だったようだ。