日産自動車は、同社の中国の合弁会社である東風日産が、新型『ムラーノ』および『ムラーノ ハイブリッド』を発売したと発表した。
新型ムラーノは、中国の若年層をターゲットとした東風日産の「YOUNG NISSAN」戦略にとって重要なモデルとして開発。エントリーモデルの価格を旧モデルから12万7000元(約250万円)引き下げ、23万8800人民元(約477万円)からとするなど、戦略的価格設定とした。
新型ムラーノは、日産の最新グローバルデザインランゲージであるVモーショングリル、フローティングルーフ、ブーメランシェイプのLEDヘッドランプなど、特徴的なシグネチャーを採用。ダイナミックかつシャープなデザインとした。
また、QR25エンジンに加え、ムラーノにとって世界初となるハイブリッドバージョンを投入する。ムラーノ ハイブリッドは、新型スーパーチャージャー付QR25DERエンジンと電動モーターを組み合わせたパワートレインを採用。インテリジェントデュアルクラッチシステムとエクストロニックCVTにより、V6 3.5リットルガソリンエンジン並みの力強い走行性能と、2.0リットルガソリンエンジン並みの低燃費を実現する。
安全面では、MOD(移動物検知)やアラウンドビューモニターなどのセーフティ・シールド技術を搭載。また、エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、ドライバーアラートシステムなど、運転をサポートする様々な機能も装備する。