SUPER GT第4戦「FUJI GT 300km RACE」が富士スピードウェイで開催された。タイで行われた海外ラウンド第3戦を挟み、国内でのレースは5月以来ということで多くのレースファンが訪れた。
レース観戦と言えば以前は男性ファンが多かった。しかしカメラ女子の流行や、イケメンドライバーを追いかける女性ファンも増えたことで、ここ数年多くの女性ファンがサーキットに訪れている。
夏の日差し、日焼けは美容の大敵だが、ゆっくり日陰で休める場所はサーキットには多くない。そこで今シーズン富士スピードウェイでは、レースを見に来る女性を「レース女子」と名付け、ゆっくり休める「レース女子カフェ」をイベントスペースにオープンしている。
カフェを利用するためには「レース女子オフィシャルLINEコミュティサイト」にて登録が必要となる。レース女子カフェ用に仕切られたエリアは女性のみ利用が可能。フリードリンクなどが用意されていて、モニターにてレース観戦ができる。パドックパスなど一部の観戦エリアのチケットを持つレース女子には、専用パウダールームや着替えができるスペースなどが用意されている。完全に目隠しされ安心して、お化粧直しや日焼け止めの塗り直し、汗をかいてしまったときの着替えなどができるようになっている。
また豪華景品が当たる抽選会やプロカメラマンによるカメラワークショップ(予選日のみ)なども開催されている。
スペースを利用するレース女子に感想を聞いてみると、「レースの観戦をはじめたころは芝生エリアでしたが、何回か観戦しているうちに、指定席やパドックパスなども買うようになってきました。日差しが強かったり、お化粧直しなど不便もありましたけど、こういうカフェが出来たことで、ゆっくり日陰で観戦できるし休めるのが嬉しい。他のサーキットにもあれば良いと思います」と好評だった。