米国の自動車最大手、GMは7月28日、中国の上海汽車(SAIC)と、新興国向け戦略車を共同開発すると発表した。
GMと上海汽車の中国での関係は深い。両社は、中国合弁の上海GMを設立。シボレーやキャデラック、ビュイックなどの各ブランドを、中国で販売している。
今回、GMと上海汽車は、新興国向け戦略車を共同開発すると発表。これにより、両社の関係を、さらに強化する。
具体的には、GMと上海汽車は、新興国向け戦略車の車台やエンジンを共同開発することで合意。両社によると、開発コストを大幅に抑制し、車両価格を引き下げることが可能になるという。
GMのマーク・ルース上級副社長は、「この新型車は、コネクティビティ、安全性、燃費などに注力した先進の顧客向け技術が特徴」と述べている。