フォード F-150 新型に高性能版、「ラプター」…砂漠テストの様子を公開

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新型フォードF-150ラプターの砂漠テスト
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米国の自動車大手、フォードモーターは7月上旬、新型フォード『F-150ラプター』の開発テストの様子を公開した。

新型フォードF-150ラプターは1月、デトロイトモーターショー15で発表。同車は、フォードモーターが新たに立ち上げた高性能車開発部門、「フォード・パフォーマンス・ビークルズ」が開発を担当する。

2008年11月、フォードは『F-150 SVTラプター』を発表。当時のフォード『F-150』をベースに、フォードの特殊車両開発部門、SVTがチューニング。主にオフロードでのハイスピード走行を想定し、開発されたスポーツモデルだった。

その後継車となる新型フォードF-150ベースの「ラプター」では、3.5リットルV型6気筒ガソリンターボ「エコブースト」を搭載。スペックは公表されていないが、同社によると、現行ラプターの6.2リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジン(最大出力411hp、最大トルク60kgm)を上回るという。トランスミッションは、新開発の10速AT。専用のフロントグリルをはじめ、アグレッシブなデザインはラプターの特徴。

今回、フォードモーターは、新型フォードF-150ラプターの開発テストの様子を公開。米国南西部の砂漠地帯において、およそ1600km以上の走行テストを完了した。FOXレーシング製ダンパーをはじめ、オフロード向けのチューニングが施された専用サスペンションの性能などを確認するのが、テストの目的。

フォードモーターは、「新型は現行型よりも25%速い」とコメントしている。

《森脇稔》

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