ボルボ・カー・ジャパンは7月23日、『V40』シリーズおよび『60』シリーズの主力5車種に新開発2リットル4気筒クリーンディーゼルエンジン搭載モデル「D4」を追加設定し、発売した。
ボルボ・カー・ジャパンの木村隆之社長は同日都内で開いた発表会で「ボルボの販売の約90%を占める5車種に一気にディーゼルモデルを追加、これによりボルボの台数の半数以上をディーゼルエンジン搭載車が占めることになる。ディーゼルモデルがボルボの新たなメインストリームとなり、販売の主力になると確信している」と述べた。
また「主力はディーゼルということを明確にするため、販売の9割を占める車種に一斉に搭載する方が、五月雨式に入れていくよりもわかって頂ける。これからはディーゼルが普通のお客様にとって有力な選択肢のひとつになるというメッセージを込めた」と5車種同時発売の背景を語った。
搭載モデルディーゼル比率に関しては「『XC60』が8割、『S60』、『V60』が各7割くらい、『V40』シリーズではガソリンとだいたい半々くらいになるとみており、それを足し合わせると、ボルボ車販売全体の50%台の前半がディーゼルになる」と説明した。