第93回パイクスピーク・インターナショナルヒルクライムで総合2位を獲得したTEAM APEVのドライバー、「モンスター」こと田嶋伸博選手が7月9日、静岡県磐田市の渡部修市長を表敬訪問した。
磐田市は自動車産業が集積する静岡県西部地方でも、特にEVの普及に対する先進的な取り組みを行っている自治体。市内に事業所を持つ多くの企業がEV開発に関わっており、公用車としてEVコンバート車や超小型モビリティEVを導入して実証実験に参加するなど、官民を挙げたキャンペーンを展開している。
田嶋選手はパイクスピークの電気自動車改造(エレクトリック・モディファイド)クラスに参戦。9分32秒401のタイムで完走し、総合2位を獲得。同じくEVで参加のリース・ミレン選手が総合優勝を飾り、史上初のEVによる総合1-2位独占。パイクスピークでのEV勢の活躍を渡部市長に報告した。