セアト レオン 新型、イタリア警察に納入開始…まずは200台

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イタリア警察に納入が開始されたセアト レオン 新型
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フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは7月3日、イタリア警察に新型『レオン』のポリスカーの納入を開始した。

新型レオンは2012年9月、パリモーターショー12で発表。フォルクスワーゲングループが開発した新型プラットフォーム(車台)、「MQB」を採用する。このプラットフォームは、従来よりもモジュラー化を促進しており、フォルクスワーゲングループの幅広い車種に導入される。

このMQBを最初に取り入れたのは、新型アウディ『A3』。新型レオンへの導入は、これに続くもの。新型フォルクスワーゲン『ゴルフ』にも、このMQBが採用された。MQBプラットフォーム採用の大きな効果が軽量化。セアトによると、新型レオンは先代比で、90kgの軽量化に成功しているという。

7月3日、セアトはイタリア警察に、新型レオンのポリスカーの納入を開始。第一弾として、206台が順次引き渡される。その内訳は、106台がイタリアの国家憲兵「カラビニエリ」用、100台がイタリア国家警察「ポリツィーア・ディ・スタート」用。

セアトとイタリア警察は今後3年間、最大4000台の車両を納入することで合意。この契約に基づき、セアトは現在のところ、925台の車両をイタリア警察から受注している。

《森脇稔》

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