トヨタ自動車は、『ポルテ』と『スペイド』を一部改良するとともに、両モデルに特別仕様車を設定し、7月1日より販売を開始した。
今回の一部改良では、1.5リットル車(2WD)に高熱効率・低燃費エンジン「2NR-FKE」を新搭載。アイドリングストップ機能を標準装備することで、22.2km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現した。これにより、「平成32年度燃費基準」を達成。「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象となる。
そのほか、ポルテはラジエーターグリルをグレーメタリック塗装に変更。内装では内装色フロマージュのインストルメントパネル上部とドアトリムオーナメントのさし色をピンクに変更するとともに、シート表皮の色、柄を変更するなど、質感を向上させた。
スペイドは、シルバー塗装のフロントグリルを採用し、内装では、センタークラスターパネルやシート表皮の色、柄を変更するなど、スタイリッシュな印象を付与した。
さらに両モデルとも、室内にデッキサイドグリップ、ラゲージルームランプ、照明付マルチボックス、助手席グローブボックス、天井スピーカー、天井照明付バニティミラーなどを追加し、利便性や快適性を向上させた。
価格は163万5709円から201万2727円。
同時発売の特別仕様車、ポルテ「F ア ラ モード ドゥ」およびスペイド「F クイーン」は「F」グレードをベースに、新開発のウォッシャブルカバーシートを特別装備。ファスナー式のカバーシートで簡単に脱着でき、丸洗いが繰り返し可能なため、室内をきれいに保つことができる。さらに、スマートエントリーパッケージとスーパーUVカットパッケージを標準装備するなど、魅力ある仕様としている。
価格は両モデルとも2WDが188万4109円、4WDが203万5309円。