米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドが5月16日、米国で発表した新型『カマロ』。クーペボディだけの新型に、早くもコンバーチブルが追加される。
これは6月19日、シボレーが公式サイトを通じて明らかにしたもの。「6月24日、新型『カマロ コンバーチブル』を初公開する」と発表している。
新型カマロは、6世代目。全体の70%の構造部品をカマロのために専用開発。さらに新型では、先代比で、少なくとも90kg軽量化。先代比で90kgもの軽量化を実現するための大きな手段が、アルミ素材の積極的採用。新型では例えば、インパネ内のビーム材を、鉄からアルミに変更。4.2kg軽量化した。前後サスペンションのアセンブリーもアルミ化。一部グレードのリンクは、アルミよりも軽量な複合素材化した。
クーペボディの米国仕様には、新開発の自然吸気の直噴3.6リットルV型6気筒ガソリンを設定。最大出力は335hp、最大トルクは39.3kgmを発生する。シボレーによると、セグメントのV6自然吸気エンジンの中で、最もパワフルという。このエンジンには、気筒休止システムが導入され、燃費性能にも配慮している。
なお現時点では、新型 カマロ コンバーチブルの詳細は、公表されていない。シボレーは、「歴代で最も先進のカマロコンバーチブル」とコメントしている。