2015年のコカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース(第38回大会)に参戦を表明しているF.C.C. TSR Hondaが3人のライダーを発表した。
すでに3月末にJSB1000にフル参戦中のジョシュ・フックの起用を発表していたが、加えて現役Moto2ライダーのドミニク・エガーターを獲得。昨年の鈴鹿8耐ではTEAM KAGAYAMAから参戦し、目まぐるしく天候が変わる難しいコンディションにも動じることなく力強いライディングを披露。3位表彰台の原動力となった。今年こそ王座奪還を目指しているTSRに強力なメンバーが加わることになった。3人目はスーパースポーツ世界選手権で活躍中のカイル・スミスを起用も明らかになっている。
これまでは秋吉耕佑とジョナサン・レイというコンビで予選、決勝ともに安定した速さを誇ってきたが、今年は両者とも他チーム、他メーカーに移籍。2015シーズンは期待の若手であるフックの育成を中心に8耐への準備を進めてきた。
なおゼッケンはここ数年使用していた11番ではなく、2006年にチームが初めて総合優勝した際につけていた778番を選択。体制も新たにし、心機一転で3年ぶり4回目の王座を目指す。