恒例となった静岡ホビーショーが、今年も静岡ツインメッセで開催された。5月14、15日の両日はいわゆる業者日と呼ばれ、世界各国のバイヤーたちが商談を行う日。今年はアジア系の人々が特に目立っていた印象が強い。
そして16、17日は一般公開日で、南北2つの展示スペースのうち、南館の方では モデラーズクラブ合同作品展やフリーマーケットなどが開催されることになっている。模型にもトレンドがあってかつてはプラモデルが隆盛を極めたが、特に自動車模型などは近年だいぶ少なくなった印象が強い。それでもガンプラやフィギュアなどを中心に、今年も模型の主役はプラモデルだという印象が強かった。
今年は76のメーカーや団体などが展示をしていたそうだが、とりわけミニカーを出展するブースが去年と比べて明らかに少なくなった印象が強い。また、ラジコンも近年は自動車の人気に陰りが見えるようで、こちらも数が減っている。代わりに台頭してきたのは鉄道模型と、最新トレンドともいえるドローンだ。
今回は5メーカーがドローンを披露し、このうち3つのブースではデモフライトまで行われる熱の入れよう。年に一度、模型の街、静岡が熱く燃える時期である。