英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは4月27日、欧州向けの『ディスカバリー スポーツ』に、「インジニウム」ディーゼルを搭載すると発表した。
ディスカバリー スポーツは2014年10月、パリモーターショー14で初公開。次期『ディスカバリー』の派生車種のひとつで、次期ディスカバリーでは、複数の派生車種が用意される予定。最初に登場したのが、ディスカバリー スポーツとなる。
ディスカバリー スポーツは、小型プレミアムSUVの分野で、最も機能的なモデルを目指して開発。その一例が、コンパクトSUVでありながら、3列シート仕様が用意されること。ランドローバーが「5+2」と呼ぶ3列シートは、クラスをリードする多彩なアレンジが可能。
今回、ランドローバーは、欧州向けのディスカバリー スポーツに、インジニウムディーゼルを搭載すると発表。インジニウムは、ジャガー・ランドローバーが開発した新世代エンジンを指す。
ディスカバリー スポーツに積まれるインジニウムディーゼルは、2.0リットル直列4気筒ターボ。最大出力は150psと180psの2種類。180ps仕様は、0-100km/h加速8.9秒、最高速188km/hの性能と、欧州複合モード燃費20.4km/リットル、CO2排出量129g/kmの環境性能を備えている。