米国の自動車最大手、GMは5月4日、カンザス州カンザスシティのフェアファクス工場に、1億7400万ドル(約208億円)を投資すると発表した。今回の投資は、GMのメインブランド、シボレーの主力中型セダン、『マリブ』の2016年モデルの生産を、フェアファクス工場で行うために行うもの。GMは1億7400万ドルを投じて、フェアファクス工場を改修。工場の設備を更新し、マリブの生産に備える。GMは4月30日、米国内の複数の工場に、総額54億ドル(約6453億円)を投資する計画を発表。フェアファクス工場への投資は、その一環となる。GM北米部門のアラン・ベーティ社長は、「マリブの生産をフェアファクスで行うことを、全従業員が待ち遠しいと思っている」とコメントしている。
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