VW、商用車事業の持ち株会社設立…世界首位目指す

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ドイツMANの大型バスやトラック
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ。同社が、商用車事業の再編に乗り出した。

これは5月5日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「新たに、トラック&バスGmbH」を設立する」と発表している。

トラック&バスGmbHは、フォルクスワーゲングループの商用車事業を担う持ち株会社。すでに、フォルクスワーゲングループは、スウェーデンの商用車メーカーのスカニアを完全子会社化。ドイツの商用車メーカー、MANの議決権の75%を取得している。

今後は、トラック&バスGmbHが持ち株会社となり、その下にMANとスカニアの両ブランドが位置づけられる形に。なお、トラック&バスGmbHの設立後も、MANとスカニアのブランドの独自性は、保たれる。

フォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルンCEOは、「MANとスカニアが協力し、世界首位になるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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