米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは4月16日、ジャガー・ランドローバーの新世代エンジンに、部品を供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
ボルグワーナーが、ジャガー・ランドローバーに供給するのは、新世代の直列4気筒エンジン、「インジニウム」用部品。可変カムタイミング機構とエンジンタイミング技術を供給する。
インジニウムには、ガソリンとディーゼルがあるが、ボルグワーナーの部品は、両エンジンに採用。排出ガス中の有害物質を削減し、燃費性能を引き上げる効果を持つ。
ボルグワーナー Morse TECのジョー・ファドール社長は、「我々はジャガー・ランドローバーとの協力関係の拡大を誇りに思う」と述べている。