JR西日本、高槻駅に昇降式ホームドア設置へ

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六甲道駅で試行運用されている昇降式ホーム柵。試用結果が良好なことから4月以降も引き続き設置する。
  • 六甲道駅で試行運用されている昇降式ホーム柵。試用結果が良好なことから4月以降も引き続き設置する。
  • 六甲道駅での試用結果を受け、高槻駅にも昇降式ホーム柵を導入する。2016年春から新快速列車用の新設ホーム2面で使用を開始する。

JR西日本は3月18日、JR京都線の高槻駅(大阪府高槻市)に昇降式ホーム柵を設置すると発表した。JR神戸線の六甲道駅(神戸市灘区)で試行運用している昇降式ホーム柵も引き続き設置する。

同社によると、六甲道駅では2014年12月13日から昇降式ホームドアの試行運用を開始。到着から発車までの動作、利用者の動きへの影響などを検証した。その結果、装置の本体や運用に関する試行結果は良好で、実用化は可能と判断。4月以降も継続して設置することにした。

この結果を受け、高槻駅にも昇降式ホーム柵を設置する。同駅では現在、新快速列車用のホームを新設するなどの改良工事が行われているが、この新設ホームに昇降式ホーム柵を設ける。使用開始は新設ホームが完成する2016年春の予定だ。

《草町義和》

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