JR西日本は3月18日、JR京都線の高槻駅(大阪府高槻市)に昇降式ホーム柵を設置すると発表した。JR神戸線の六甲道駅(神戸市灘区)で試行運用している昇降式ホーム柵も引き続き設置する。
同社によると、六甲道駅では2014年12月13日から昇降式ホームドアの試行運用を開始。到着から発車までの動作、利用者の動きへの影響などを検証した。その結果、装置の本体や運用に関する試行結果は良好で、実用化は可能と判断。4月以降も継続して設置することにした。
この結果を受け、高槻駅にも昇降式ホーム柵を設置する。同駅では現在、新快速列車用のホームを新設するなどの改良工事が行われているが、この新設ホームに昇降式ホーム柵を設ける。使用開始は新設ホームが完成する2016年春の予定だ。