【ソニー NEWアクションカム 体験レポート】ツーリングの臨場感と爽快感をリアルに![動画]

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ソニー アクションカム 体験レポート
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どこからともなく漂ってくる春の息吹を感じさせる今日この頃。風の感触は穏やかになり、都市の喧噪さえも優しく聞こえる。いよいよバイクシーズンがやってきた。

今話題のウェアラブルカメラを使って、今シーズン初のツーリングを映像でレポートしてみよう。ウェアラブルカメラ自体は過去に使ったことがあるが、1つのカメラをハンドルやヘルメットに取り付けたのみ。今回のように、5台のカメラで様々な視点から撮影するというのは初めての試みだ。

使用するカメラは、新発売のソニーのアクションカム『HDR-AS200VR』。
新しい製品はどのように進化しているのか、様々な視点でみてみたい。

◆5台のアクションカムが捉える爽快感

休日の朝、ウェザーニュースの言うとおり空は青く、ついこのあいだまで必要としていたヒーターが要らないほど暖かい。少し浮かれながら、ヤマハ『XVS950CU BOLT』(ボルト)のカバーをめくる。

スペースが限られたバイクの車体に、思いつくまま、あらゆるところにアクションカムを取り付けてみた。ハンドルには、前方向きと、自分に向けたものを2つ、エンジン付近には、前輪を映すために1つ、リアシートのペダル付近にも1つ。それに、仲間のバイクのハンドルにも1つ取り付ける。

様々な専用のアタッチメントで、ストレスなく、そしてカッコよくスマートに取り付けられた。本体は、防滴性能も備えているから、ケースに入れることなく、コンパクトにつけられるのが、心強い。もちろん雨が降ってきても大丈夫だ。

さあ、いよいよ出発だ。腕時計のような「ライブビューリモコン」で、ボタンを押すと録画はスタート。スタート/ストップはもちろん、撮影中の画面や撮影後の映像もチェックすることもできるから、とても便利だ。しかも最大5台までの同時接続と一括操作が可能で、いちどの操作で一斉に撮影のスタート/ストップやカメラの設定変更がおこなえるから、今日のようなマルチカメラの撮影にはもってこいだ。

首都高に乗って大黒パーキングエリア、そして「みなとみらい」を降りて横浜の街をぐるっとひとまわり。ボルトは空冷60度Vツインエンジンの鼓動感が気持ちいい。

◆アクションカムはバイクを楽しむ秘密兵器?

バイクだから振動や風にも気を遣っておかなければならない。HDR-AS200VRの「手ブレ補正」は、小刻みなブレにも対応することができる。実際、撮影後に見返してみると走行中の振動が取り除かれたなめらかな映像が撮影できていた。また、画質も向上して、解像度の高い動画が撮れるとの触れ込みだったが、撮った映像は期待以上の出来栄えだ。

また、風切りノイズを低減する機能も搭載されており、エンジン音もクリアに記録される。バイク乗りにとっては、うれしい機能だ。「ループ録画」機能も、ちょっとしたドライブレコーダーとしても使えるかもしれない。

三浦半島を南にバイクを走らせる。インターネットで調べておいた名物のハンバーガーを横須賀で食べて、最終的に目指したのは観音崎。そこでは、カメラをアタッチメントから外し、アクションモノポッドを使って「自撮り」にトライ。ライブビューリモコンで確認しながらの撮影は、我ながら上手くいったかな?

一緒に走る仲間がいれば、お互いが映るように走るのも面白いし、休憩中のやりとりを撮影しておくのもいいだろう。GPS機能を利用して、後からツーリングのコースや、速度が確認できるのも面白い。あぁ、アイデアはいくらでもあるではないか。アクションカメラはバイクを楽しむ秘密兵器と言えるかもしれない。

■ソニー アクションカム HDR-AS200VR
動画有効画素約880万画素、小刻みな揺れにも強い手ブレ補正、本体防滴、GPS機能などを有する高機能ウエアラブルカメラ。本体質量約93gと軽く、連続撮影時間は115分に及ぶ。また、広角170度のレンズは、ドイツの名門光学機器メーカー『ツァイス』の『テッサー』レンズを採用。記録媒体はメモリースティックマイクロとマイクロSDカードの両方に対応する。
ライブビューリモコンキットは手元でカメラの操作やモニタリングができるリモコンが付属。

URL
http://www.sony.jp/actioncam/douga/

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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