【マセラティ ギブリ 試乗】独特のフィーリングと空間、大人のデートカーはかくあるべき…諸星陽一

試乗記 輸入車
【マセラティ ギブリ 試乗】独特のフィーリングと空間、大人のデートカーはかくあるべき…諸星陽一
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マセラティの4ドアモデルのなかで、『クワトロポルテ』の下に位置するのが『ギブリ』。全長4970mm、全幅1945mmの堂々としたボディに3リットルのV6エンジンを搭載する。

クワトロポルテと並べて比べれば、それなりにコンパクトさを感じることができるが、全長約5m×全幅2mののボディはかなりの存在感。たくさんのクルマが並んでいる駐車場への出し入れにはそれなりに気をつかう。また、走らせていても大きさを感じることは多い。ホイールベースも3mと長く、幅の狭い道路でも気をつかう存在だ。

330馬力、0-100km/h加速は5秒というエンジンの動力性能は一般道で乗っていても十分なパワフルさ。ドイツ車のキッチリとした乗り味とは異なり、ある意味荒々しさもあり、走らせることが楽しいというクルマでもある。

セダンの輸入車というと、どうしてもドイツ車が人気だが、マセラティを選ぼうというユーザーは当然のことながら、ベンツやBMWとは異なるフィーリングを求めている。乗って見るとわかるのだが、ギブリはドイツ車のようにキッチリとはしていない、クラスを考えたら微振動は多く、ドライバーの操作に対するクルマの動きの正確さなどもドイツ車とは異なる。しかし、それがまた運転していて楽しかったりするものだ。

機械感にあふれるドイツ車のインテリアとは異なり、大胆な色遣いでセダンとは思えないほどの華やかさを持つ室内もまたギブリの魅力。大人のデートカーはかくあるべきということを感じさせてくれる1台だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★


諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。
《諸星陽一》

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