マツダの米国法人、北米マツダは3月3日、2月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万5650台。前年同月比は5.4%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、8874台。前年同月比は21.8%増と、4か月連続の前年実績超え。新型投入を控えた『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、80台。前年同月比は88.6%減と、6か月連続で前年実績を割り込む。
『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、2月の新記録となる5064台を販売。前年同月比は28.4%増と、2か月連続で増加した。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、1999台。前年同月比は70.6%増と、7か月ぶりに増加する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、改良新型モデルの投入を控えて、7445台と後退。前年同月比は20.4%減と、13か月ぶりに前年実績を下回った。2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1677台を売り上げ、前年同月比は5.3%増と、2か月ぶりのプラス。
スポーツカーでは、モデル末期の『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、511台を販売。前年同月比は74.4%増と、3か月連続で増加。
マツダの2014年の米国新車販売は、30万5801台。前年比は7.7%増だった。2015年1‐2月は、前年同期比6.4%増の4万5921台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「2月、アクセラとアテンザの販売が非常に好調だった」と述べている。