KTMジャパンは3月4日、ワンメイクレース「RC390カップ」で使用するRC390カップ仕様車の詳細と価格を発表した。
RC390カップは、世界に通じる若手登竜門として開催される、KTMのワンメイクレース。4月25日のオートポリスを皮切りに全5戦が予定されている。シリーズ全戦に参加し、総合優勝したライダーには、Red Bull ルーキーズカップのセレクションイベントへの招待が約束されている。
カップ仕様車のベースとなるのは、2015年モデルの「RC390」。オーストリアGA Promotion社にてRCカップ仕様に組み直した車輛がそのまま出荷される。
メカニカルリストリクターによる出力制限もあり、最高出力を38HPとすることで、イコールコンディションを実現。その他、アクラポビッチのスリップオンサイレンサーや、レーシングレバー/ステップ、またレース仕様のWPサスペンションを前後に装備する等、20点以上のPOWERPARTSやスペシャルパーツが組み込まれている。
加えて、日本特別仕様として、専用デカールセット、マックツールズのツールチェスト、オイル、ヘルメットなどが無償提供される。
またナンバー取得に必要なホモロゲ―ションキット(ノーマルパーツ)も提供されるため、レースでの使用を取りやめた後も、公道仕様車として楽しむことができる。
価格は108万円。今年度の導入台数は10台を予定している。