9月25~27日に開催される「F1日本グランプリ2015」。観戦チケットは3月7日から販売が開始される。
鈴鹿サーキットでは来場するファンそれぞれの観戦スタイルに合わせて多数の種類のチケットを販売。細かいニーズに応えることができる一方で、初めてのファンにとってはどれを選べば良いか悩んでしまうだろう。
そこで日本GP観戦チケットの内容、メリットを数回にわけて紹介していく。今回はシケインから最終コーナーにかけて観戦できる「Q1、Q2席」だ。
2009年のリニューアル時に新設された大きなシケインスタンド「Q2席」。ここは日立オートモティブシステムズ シケイン(以下シケイン)と最終コーナーだけでなく、ダンロップコーナーやデグナーカーブの1つ目、さらにメインストレートの一部や2コーナー付近まで一望できる絶景スポット。
天気が良ければ1、2コーナーの先に広がる伊勢湾まで見渡すことが出来る。ここも3つにエリアが細分化されており、最終コーナー寄りと130R寄りで選ぶことが出来る。例年、比較的早い段階で完売している席だけに発売初日に購入しておきたいところだ。
GPスクエアから片道10分と比較的近く、スタンド下にはQ2席専用のトイレに加え日陰のスペースもあり、日中の休憩時や雨宿りにも役立つ。
Q2の下にあるQ1席は、高さがないためシケインしか観ることはできないが、鈴鹿サーキットの追い抜きポイントの一つでもある場所だけに、レース中は迫力満点のバトルが観られるだろう。また東コースの中では比較的安く、大型ビジョンもあるため環境面も悪くない。そのため、毎年発売開始から間もなくで完売してしまうほど人気の席だ。
価格はQ2席が4万9400円(大人)で、Q1席が2万9900円(大人)。Q2に関しては駐車場券とセットで購入することも可能だ。