【リコール】スズキ エブリイ など3万4000台、ドアが開かなくなるおそれ

自動車 ビジネス 企業動向
改善箇所(フロントドアラッチ)
  • 改善箇所(フロントドアラッチ)
  • 改善箇所(バックドアラッチ)

スズキは2月19日、『エブリイ』などのフロントドアラッチおよびバックドアラッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、スズキ『エブリイ』『キャリイ』、日産『NV100クリッパー』『NV100クリッパー リオ』『NT100クリッパー』、マツダ『スクラム』、三菱『ミニキャブ』『タウンボックス』の8車種で、2014年3月22日から8月28日に製造された3万4150台。フロントドアラッチの不具合が3万3116台(そのほか交換修理用部品の出荷が323個)、バックドアラッチが1万6440台(同304個)。

フロントドアラッチおよびバックドアラッチにおいて、製造時に異なる材質の部品を使用したため、強度が不足するものがある。そのため、施錠及び開錠操作の繰り返しにより、当該部品が破損し、施錠または開錠ができなくなり、最悪の場合、ドアを開けることができなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、フロントドアラッチおよびバックドアラッチを良品に交換する。

不具合はフロントドアラッチが39件、バックドアラッチが1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集