SUPER GTシリーズのGT500クラスには、今季も昨年と同じく4台の「Nissan GT-R NISMO GT500」が参戦。ドライバーラインナップも、連覇を目指すNISMOチームの松田次生&ロニー・クインタレッリ組をはじめ、ほぼ昨年同様の陣容となった。近藤真彦監督率いるKONDOレーシングの佐々木大樹の相棒が、今季は前半3戦がルーカス・オルドネス、後半5戦がミハエル・クルムというかたちになるのが変化点で、4組8人中の“7.5人が残留”というかたちである。
SUPER GTシリーズGT300クラスの#3 GT-R(NDDPレーシング with B-MAX/YH)には、星野一樹の新パートナーとして昨年の全日本F3選手権でシリーズ3位だった高星明誠の就任が決定。また、昨年に続いて千代勝正が欧州のブランパン耐久シリーズにGT-Rで参戦することも決まった(チームはGT Academy Team RJN)。ニュルブルクリンク24時間レースにはRJNとNISMOのジョイントチームが2台のGT-Rを参戦させ、そのうちの1台はクルム、オルドネス、星野、千代のカルテットが走らせる。